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大手製造業F社は広大な工場跡地の再開発を進めています。街びらきに合わせ、長年事業を行ってきた地に本社ビルを建設し、分散していたグループ会社も集約する計画です。
大規模ビルの立ち上げや運営はF社にとって未知の領域。設計JVや施工JVに適格な指示を与え、行政や近隣との整備を図り、立ち上げから竣工後の運営管理まで滞りなく進めるために、F社はPJM業務を全面的に支援してくれる企業を求めていました。 |
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当社ビルの永年のテナントであったF社からの相談を受け、当社は次のような提案をしました。
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【1】 |
建設管理、近隣折衝支援などの各種アドバイスを実施 |
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【2】 |
コンストラクションマネージャーとして、技術的なスケジュール管理、コスト管理、品質管理を担当 |
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【3】 |
立ち上げから竣工後まで管理運営業務を担当。立ち上げに際してF社の管理子会社の研修も行い、管理実務の一部を同社に再委託 |
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【4】 |
商業店舗計画策定とリーシングを担当 |
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事業スキームは、F社が出資するSPCがF社から定期借地契約で土地を借りて超高層ビルを建設。F社が建物をマスターリースして本社として使うほか、グループ会社や店舗にサブリースするというもの。不動産証券化のスキームを使うことで、少ない負担とリスクで長年事業を行ってきた地に本社ビルを構えることができます。
F社はこうした一連のサポートを上手に活用し、適切な業務コントロール、スケジュールの最適化、品質の確保を実現しました。 |
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